「着々」
未だ未だと
そろそろと
冬枯れの気配を折り込んで
厚くなった蜘蛛達のヴェールと
ほんの少し黒味を濃くした庭木達
もうすっかり
準備は終えたと言わんばかりで
澄まし顔した
移り季《ぎ》の朝
二〇二六年十月十三日 銀月鱗 山猫

「着々」
未だ未だと
そろそろと
冬枯れの気配を折り込んで
厚くなった蜘蛛達のヴェールと
ほんの少し黒味を濃くした庭木達
もうすっかり
準備は終えたと言わんばかりで
澄まし顔した
移り季《ぎ》の朝
二〇二六年十月十三日 銀月鱗 山猫
本日の詩。
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「鯨骨輪舞《げいこつろんど》」
出鱈目に吹き荒《すさ》ぶ風を
乱雑さでもって束ね
概ね揃えた向きで
雑木林へと放ち送る
留守になった車両基地や
空手《からて》を振り回す遮断機と
うつらうつらしている線路も超えて
未だ未だ小さく青く硬いもの達へ
灰茶焦げ茶白茶薄茶の
厚着に隠され守られている
艶《あで》やかな花色淑やかな葉艶
今冬も純白に敬意で染めて
凍る波濤敷き詰め待つと
煌めく塩の結晶を封に
ピンと尖らせた角封筒で
寒風にエスコートされ海底訪れる姿を
二〇二六年十月十二日 銀月鱗 山猫
本日の詩。
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昨日分。
朗読がどうにも気に入らなかったので読み直しました。
noteも差し替え済みです。
「小羽留《こはる》」
蕩《とろ》ける日向で
まぁるい羊
白いの黒いの
半分こ
縁側涼しく
漂う微睡《まどろみ》
貘《ばく》のお八つを
摘まみ喰い
二〇二六年十月十一日 銀月鱗 山猫
10/12は、第1回 #オクトーバーフェスト 開催
1810年の今日、バイエルン皇太子ルートヴィヒと王女テレーゼの結婚式が行われました
ミュンヘン市民は城門前の広場に招かれ、王室の祝賀行事に参加しました
お祝いのメインイベントとして大規模な競馬が開催され、好評だった事から
翌年以降も同時期に農業祭と併せて開催され、現在のオクトーバーフェストの起源となりました
「小羽留《こはる》」
蕩《とろ》ける日向で
まぁるい羊
白いの黒いの
半分こ
縁側涼しく
漂う微睡《まどろみ》
貘《ばく》のお八つを
摘まみ喰い
二〇二六年十月十一日 銀月鱗 山猫
本日の詩。
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「来魂昧魄《らいこんまいはく》」
新月撒かれる
星粒は
風に紛らせ
浜辺まで
寄せる波音
白砂と
互い違いに
光り合う
二〇二六年十月十日 銀月鱗 山猫
本日の詩。
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YouTube更新しました。
山川方夫 作『トンボの死』
youtu.be/Y4jvN-ey4Ns
彼が封筒の中身を見ていたら、二人の関係は…少なくとも、別れ方は変わっていたのかもしれません。
#朗読 #読書
「アイスクリームワゴン(噂)」
スクゥプスクゥプ
真夜中の
北極星から
散らばった
銀色アラザン
漉き込んだ
氷混じりな
濃紺を
スクゥプスクゥプ
一掬い
バニラ風味で
召し上がれ
宇宙は埃の香りらしいですね
きっと鼻が詰まってたんでしょう
(何とも失礼なお話)
二〇二六年十月九日 銀月鱗 山猫
本日の詩。
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「幻跡《げんせき》」
灯火疎《まば》らに
弾む陰
回る満天
間《あい》の闇
繋ぐ星雲
冴え響く
呼応星乃座
時渡り
二〇二六年十月八日 銀月鱗 山猫
#詩
#OriginalPoem
#朗読
#reading
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