本日の詩。
音声と本文を別々に味わいたい方はこちら。
全文無料で読めます。
note.com/shooting_fis...

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さざ波の向こうに僕の死体は眠る 樹脂の花束を抱いて漂いながら 頼りない三次元の定規の目盛り 細く砕けた光り 月を枕に眠る 待ちくたびれて眠る http://assemblage507.wix.com/ray-jin #恋 #詩 #ポエム
羽ばたいたあとの 取り残された羽のように ひらひらと うつくしく 失わないように つよく抱きしめても さらさらと ながれだす 私の罪を固めた砂の城 波に洗われ綺麗に消える #恋 #詩 #ポエム
くずれそうなほほ笑みを そっと掌でつつんで こわさないように 注意深く あなたを見守る恋 #恋 #詩 #ポエム
#詩
世界は暗くて明るい
「ひかり」
仮にその女の子の名前を
「ひかり」として
でもべつに
好きなのでもない
ただ牛乳ときくと
頭から離れなくなる
服の上からでも容易にわかる
胸のふくらみが
なぜだか妙に
胸だけが
それで
「ひかり」のそのほかのことを
僕はまったく知らない
心の鍵を掛けぬまま 星を見失った空に 私は沈む あなたはそっと忍び込んで 私の中で眠りだす あたたかいね 小さな声で 甘えるように 同じ未来を夢に見た あなたは儚げに 私のために涙を流すから 小さくなった私は あなたの涙のひと粒になる #恋 #詩 #ポエム
あまりにも深い眠りの 夢の中は危険な色が渦巻いて 声をかけられても ゆがんだままで 誰だかわからないもの その夢は叶うのでしょう ならば行き先を伝えて 地図を描いて下さい 走り去る機関車の煙を追って 団欒を探しに出てみるわ 手を叩いてみて その薫りを 目印にするから #詩
夏の終わりに知り合えた 去年の幻は 忘れ形見の影を宿して 夢枕に別れを告げた 言葉を残して 流れ去る紅い血を 意味だけ抱えて追いかけようとも 君の瞳にちりばめた 愛想笑いが許してくれぬ #恋 #詩 #ポエム
知らないままなら きっと幸せ えくぼに触れたら 二人で笑った 僕は目隠しして きっと幸せ #恋 #詩 #ポエム
『マスカット迷宮』
迷い込んだ先は
黄緑色が
目にも鮮やかな
迷宮だった
豊かな香りが
鼻腔を喜ばせ
齧れば甘みが
舌を潤す
乾いた風が
照る太陽が
この迷宮を
生み出した
今は、そのことが
何より嬉しかった
天の恵みに
感謝しつつ
出口を目指す
彼らが仕掛けた
このゲームで
勝ち残るために
さよならという名の列車に乗って ひとり海を見に行く 潮騒が手を取り 厚くなった雲に顔をうずめる 波が割れる一瞬に 約束は果たされないと理解した わたしが息を止めると 時計は動き始める 涙は砂に染み込むけれど そこに拡がる地図が 明日を指し示すから 陽が沈む前に帰るわ #恋 #詩 #ポエム