(朗読)
丸木舟のような遺体が流れて行く
どうしようもなく移り変わる季節のように
損も得もなく揺れる
こちらではひとごとの様に人が溺れている
やがて魚の身に変わり沈む
所有された魚は干物になるけれど
噛み締められて湿った人に戻る
ひとつと、ひとつ
幸福な組み合わせを見つけた魚たちだけが
次の橋を渡る
『魚』
朗読:VOICEVOX Nemo:女声2(透川ナナ)
詩・写真:こんちくけ
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