
キャロル・J・アダムズ『肉食の性政治学──フェミニズム゠ヴィーガン批評理論』鶴田静、深沢レナ訳、法政大学出版局 amzn.to/4c1lTtz
1990年の刊行以来、フェミニズムとアニマルライツ運動の交点で決定的な役割を果たし、世界中に影響力を及ぼしつづける現代の古典。家父長制システムのもと自由を奪われ、性と生殖を管理され、やがて肉として消費される運命を強いられてきた女たち・生き物たちの声を聴く力に、私たちの未来がある。旧訳『肉食という性の政治学』を改題、最新版原典に依拠して大幅増補した〈人生を変える1冊〉!
中村哲『中村哲の言葉1──不条理への復讐』石風社 amzn.to/3VOKKvm
中村医師の2冊の初期著作から、氏の思想をクリアに示す言葉を選択・編集したパラグラフ集
「やがては総てが漠々たる沙漠の塵と化し、熱風の中に消えてゆくという確実な実感がここにはある。ソ連軍の機影もムジャヘディンのライフルも、戦争も人間も、人々の喜びや悲しみも、我々の医療活動も、貧困も富も、総ては所詮、風化してゆく人の営みにすぎない。しかし、それでも尚、我々の忘れてはならぬものがあるとすれば、それは何であろう。ペシャワールでの働きが、我々自身への問い掛けと示唆であることを祈りたい。」