秋夜
秋の夜の犬の寝息の静かなり 杉竹
足下の影も嬉しや菊日和 杉竹
上棟の空澄みわたり雁来る 杉竹
過ぎ行きし季節を憶ひ歌詠みて独り酌みたり秋の夜ぞ更く 横雲
世の人に名も知られずに歳重ね一人の人と秋の月見る 八慧
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「秋夜有懷」 横雲
獨坐懷君月雫微
山紅澗碧入林霏
無名老至逾傘壽
尚憶春心望雁歸
独り坐して君を懐へば月の雫微かなり
山紅にして澗碧く林霏に入る
無名にして老い至り傘壽を逾ゆ
尚ほ春心を憶ひて雁の帰るを望む
