【音楽と霊性 vol.50|結び】
霊歌、声明、カッワーリー、ダブ、レイヴ、AI聖歌隊──20回で見えたのは、音楽が「個を超えてつながるための最古のテクノロジー」だということでした。第2章はここまで。第3章のテーマを考えています。「音と都市」「聴くことの歴史」…あなたなら何を読みたいですか?
#音楽と霊性 #音楽史 #MUTEK #ElectronicMusic

【音楽と霊性 vol.50|結び】
霊歌、声明、カッワーリー、ダブ、レイヴ、AI聖歌隊──20回で見えたのは、音楽が「個を超えてつながるための最古のテクノロジー」だということでした。第2章はここまで。第3章のテーマを考えています。「音と都市」「聴くことの歴史」…あなたなら何を読みたいですか?
#音楽と霊性 #音楽史 #MUTEK #ElectronicMusic
【音楽と霊性 vol.49|モントリオールで見たもの】
先日のMUTEKで、Kali Maloneのオルガンは会場を一時的な聖堂に変えました。Forumの結論のひとつは「聴くことは参加である」。この章で辿ってきた通り、それは人類が儀式の中で何万年も実践してきたことです。実験音楽の最前線は、最古の伝統と繋がっている。
#音楽と霊性 #MUTEK #DroneMusic
【音楽と霊性 vol.47|クラブは現代の教会か】
ベルリンのクラブが元発電所や金庫室を「聖堂」のように使うこと。日曜朝まで続くパーティ。ドレスコードと入場の儀式。フロアの共同体感覚──クラブカルチャーは宗教の構造を色濃く持っています。あなたにとってクラブは娯楽の場所ですか、それとも別の何かですか?
#音楽と霊性 #Techno #ClubCulture #ElektronischeMusik
【音楽と霊性 vol.46|Arvo Pärt】
エストニアの作曲家ペルトは、前衛の袋小路で沈黙し、正教会の祈りと中世音楽に沈潜した後、「ティンティナブリ(鐘の音)」と呼ぶ極限まで削ぎ落とした様式で戻ってきました。存命の作曲家として世界で最も演奏される一人。静けさは、最も強い音になりうる。
#音楽と霊性 #ArvoPärt #MinimalMusic #ContemporaryClassical
【音楽と霊性 vol.44|レイヴと集団的恍惚】
反復するビート、長時間の踊り、夜明けの光──レイヴの構造は、人類が何万年も続けてきた恍惚の儀式と驚くほど似ています。宗教学者はクラブを「世俗の時代の儀式空間」と呼びました。フロアで我を忘れたあの瞬間、あなたは何を体験していたのでしょう?
#音楽と霊性 #Rave #Trance #ClubCulture
【音楽と霊性 vol.43|ラスタファリとダブ】
第1章vol.10で書いたダブの実験の背後には、ラスタファリの信仰がありました。聖書をアフリカの視点で読み替え、バビロン(抑圧)からの解放を歌う。キング・タビーのエコーの彼方に響いていたのは、離散した民の祈りです。サウンドシステムは移動する教会でもあった。
#音楽と霊性 #Dub #Rastafari #Reggae
【音楽と霊性 vol.42|ブラジルの聖なるリズム】
アフロブラジルの宗教カンドンブレでは、太鼓のリズムパターンそのものが神々(オリシャ)への呼びかけです。リズム=住所、演奏=交信。この打楽器の伝統がサンバの土台となり、いまのブラジル音楽まで流れ込んでいます。ビートは最初から聖なるものでした。
#音楽と霊性 #Candomblé #MúsicaBrasileira #Samba
【音楽と霊性 vol.39|声明(しょうみょう)】
日本の仏教儀礼で1200年以上唱え続けられてきた声明は、インドからシルクロードを渡ってきた「声の音楽」の到達点。旋律は口伝で、僧たちの声が堂内の空気ごと震わせます。西洋の音楽家がドローンやミニマルの祖先をここに見出してきました。
【音楽と霊性 vol.37|Five Percent Nation】
"Word is bond""dropping science"──ヒップホップの語彙の多くは、1964年にハーレムで生まれた思想運動ファイブ・パーセンターズに由来します。RakimからWu-Tang Clanまで、リリックの奥には数秘術的な教義体系が隠れている。ラップは知らずに神学を話している。
#音楽と霊性 #HipHop #FivePercenters
【音楽と霊性 vol.36|ヒップホップと聖書】
ギャングスタラップはなぜ十字架と祈りを歌い続けるのか。2Pacの"Black Jesuz"からKendrick Lamarまで、ラップには黒人教会の伝統が深く流れています。BLM運動で人々が合唱した"Alright"のサビは、現代の霊歌と呼ばれました。
【音楽と霊性 vol.35|Alice Coltrane】
夫ジョンの死後、アリス・コルトレーンはハープとオルガンを手にインド思想へ深く入り、後年は自らのアシュラムで信徒と共に賛歌を録音しました。ジャズとヒンドゥーの詠唱が溶け合う音楽。近年、アンビエントの文脈で再評価が進んでいる重要人物です。
#音楽と霊性 #SpiritualJazz #Ambient
【音楽と霊性 vol.34|A Love Supreme】
1964年12月、コルトレーンはたった1セッションで『至上の愛』を録音しました。薬物からの回復と信仰への感謝を、4部構成の祈りとして構築したアルバム。ジャズが神との対話になった瞬間です。スピリチュアル・ジャズという水脈はここから流れ出しました。
【音楽と霊性 vol.32|黒人霊歌】
奴隷制下のアメリカで歌われた"Wade in the Water"は、賛美歌であると同時に「水の中を歩けば追跡犬に匂いを消せる」という逃亡の暗号でもありました。祈りと抵抗と実用情報が一つの歌に共存する。音楽が生存の技術だった時代の記録です。
【音楽と霊性 vol.31|第2章はじまり】
4万年前の骨のフルートは、狩りの道具ではなく儀式の道具だったと考えられています。音楽は誕生の瞬間から祈りと共にあった。この章では、霊歌からヒップホップ、声明からテクノまで「音と聖なるもの」の関係を辿ります。あなたにとって祈りのように聴こえる音楽はありますか?
#音楽と霊性 #音楽史 #SacredMusic