先日亡くなった倉本聰。「北の国から」で知られていますが、私が一番好きなのが『わが青春のとき』(理論社、1982年)。1970年にテレビ放映された作品で、シナリオがとても良いのです。風土病の解明に心血を注ぐ医師(石坂浩二)と恋人(樫山文枝)をめぐる物語。若さとは何か、青春とは何かを鋭く追究しています。
倉本はこう記します。「僕にとってこのシナリオは、いわば青春の記念碑ともいえる。数々の挫折があり、絶望があった。その度に僕はこのシナリオを読み返した。このシナリオに埋め込まれている当時の激情に触れたかったからである」。私はこの作品が倉本聰の最高傑作だと思います。 #倉本聰 #わが青春のとき #理論社
