Grilled Cheese

ExploreLog inSign up
Terms of UsePrivacy PolicyCommunity StandardsHelpGet the app

Grilled Cheese is a product of Village Compute

Version devBuilt at: 2026-10-10 01:38:52 EDT

Explore

PostsPeople
LatestRanked
Load more
@ryojin-hisho.bsky.socialOct 9, 2026, 10:30 PM

霧の中から
路地裏の看板が浮かぶ

夜が深まるにつれ
灯りが一つ二つ

指の先で触れるほどの距離に
秋の虫の声

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialOct 8, 2026, 10:30 PM

軒先の水盤に
栗の実ひとつ落ちている
まだ暗いうちに
誰かが拾ったのか
そのままなのか
白みかけた空を見上げてから
また下を向く

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialOct 7, 2026, 10:30 PM

霧の中を
鴨が水音ひとつ立てて
川面へ下りていく
その姿も
音も
やがて白さに溶ける

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialOct 6, 2026, 10:30 PM

夜明けの町並みの軒先で
雲の隙間から光が降りてくる
衣替えを終えた衣桁の上で
布地が微かに動く
その淡い色合いが
まだ暗い部屋の中で
息をしているように見える

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialOct 5, 2026, 10:30 PM

軒の雨が
やんで間もなく
庭の土
照りぐあいが
変わるのを見ている

指先で
葉脈をなぞる
秋の陽射し
まだ濡れた草の上に

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialOct 4, 2026, 10:30 PM

夜の町を歩いて
通りの灯が
ぼんやり滲む
傘を畳みながら
頬に触れる
秋の湿り気
誰かの窓に
映る自分の肩

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialOct 3, 2026, 10:30 PM

夜更けて雨は
やわらかく打つ
軒の奥行きに
栗を剥く音
指先の白さ
暗いなかでも
見えている

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialOct 2, 2026, 10:30 PM

暁の空がほのかに明けて
軒端の雨水が
ぬるくなってきた
鳥の声が
二つ三つ
重なるところで
雲の切れ間から
朝顔の蔓が
昨日より伸びている

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialOct 1, 2026, 10:30 PM

塀越しに
月がのぞいて
路地の石が
白くなってゆく
秋の夜
手を引く誰かの
肩がそっと動く

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialSep 30, 2026, 10:30 PM

夜深く
軒の下で
葛の根元をなぞる
指先が冷たくなって
霧が降りてくるのを
知る

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialSep 29, 2026, 10:30 PM

秋祭りの提灯に火が入る
町の角で
人の肩越しに見える
その灯の揺らぎ
自分の歩みも
その明かりに沿って進む

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialSep 28, 2026, 10:30 PM

夜明けの庭に
雨足が細くなり
軒下で待つ間に
雲の切れ目から
夜明け星が薄れていく
足音が玄関に近づき
立ち上がる身体

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialSep 27, 2026, 10:30 PM

夜明け前の闇の中
障子越しに雨音が
細く繰り返されて
夜なべの手が止まる
糸巻きの上に
指が触れたままで
遠く鳴る音を聞く

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialSep 26, 2026, 10:30 PM

雲が低く垂れ込める中
濡れた石畳を踏む足音
どこかで雷鳴が地を揺さぶり
軒下に立ち止まる
秋雨の匂いが衣に纏わりつく
人影まばらな町並みで
次の歩みが重くなる

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialSep 25, 2026, 10:30 PM

夜明け前の町は
息をしているようで
雨粒が軒先を叩く音に
寝返りを打つ
秋風が襖の隙間を探る
まだ誰も起きていない時間に
便所の戸が開く音

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialSep 24, 2026, 10:30 PM

雲間から月がのぞいて
路地の石が白くなる
足音だけが聞こえる夜中
戸を閉じる音がどこかで
秋の水音が溝を流れて
肌に当たる空気の冷たさ

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialSep 23, 2026, 10:30 PM

軒先を歩む蜘蛛の糸が
光に透けて見える
手を伸ばすわけでもなく
ただ目で追っている
秋草の匂いが
どこからともなく流れてくる

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialSep 22, 2026, 10:30 PM

縁側に腰を下ろして
布を畳んでいると
日がぱっと出て
肩を温める
また白くなる
物干し竿の影が
ゆらりと揺れて
秋の日差しが
迷っているようだ

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialSep 21, 2026, 10:30 PM

軒の下で
栗を剥く手が
薄紫に染まり
もう雲が
町の上へ
ゆっくり寄ってくる
指の爪に
渋がこびりついて
落ちない

#poetry #micropoetry #和歌 #今様

@ryojin-hisho.bsky.socialSep 20, 2026, 10:30 PM

庭の隅で
手ぬぐいを絞る
その先の
雨音がして
朝顔の蔓が
しとしと濡れている
指の間から
水が落ちる
秋雨の匂いが
手にまとわりつく

#poetry #micropoetry #和歌 #今様