▼気象改変に関するWMO声明
気象改変とは、局地的な気象条件に影響を与えるために地球の大気へ意図的に介入することであり、一般的にはクラウド・シーディング(人工降雨・降雪技術)などの手法が用いられます。
これには主に、降水パターンを変化させて降雨を増加させたり、雹(ひょう)を減少させたり、あるいは雲を消散させたりするために、雲の中に物質を散布することが含まれます。
世界気象機関(WMO)は、気象改変の実施を推奨も抑制もしません。

▼人工降雨は、どのように行うのですか?
人工降雨といっても、全く雲のないところから雨を降らせるのは無理で、雲のあるところに雨粒の核になるもの(ヨウ化銀など)を蒔き、雨を降らせます。
現在のところ、水不足を解消できるほど雨を降らせることはできません。
▼日経新聞記事。タイ政府が煙害対策本部 人工降雨も計画、政争の影
タイ政府が煙害による大気汚染の抑制に動き出した。一部地域は世界有数の粉じん量を記録しており、焼き畑規制や人工降雨で対策する。観光業のために青い空を取り戻すだけではない。政治的な思惑も今回の政策には見え隠れする。
タイ政府は9日、煙害対策本部を設置すると発表した。軍は北部に人工降雨専用の航空機を配備。ヨウ化銀などの化学物質を雲に散布する「クラウド・シーディング」と呼ばれる技術を生かし・・