昨日の晩、図書館除籍本で家に持って帰っていた丸谷才一氏のエッセイ集「青い雨傘」を書棚から出して読んでいました。このなかに「らの研究」というコラムがあって、これが沢木耕太郎氏「ワシの研究」の紹介にはじまり、怪獣の名前の接尾語になぜ「ラ」が多いのかについて述べる盛り沢山の内容で、そこで山上憶良の和歌「憶良らはいまはまからむ子泣くらむそのかの母もわれを待たむぞ」の「ら」について触れられていました。今週 かにかまさんの投稿でこの和歌について目にしていたのでシンクロ具合に一瞬小さな声が出そうになりました。ちなみにこの和歌での「ら」は謙遜の「ら」の意味です。
#丸谷才一 #「青い雨傘」 #山上憶良
