【新版】 雑兵たちの戦場 中世の傭兵と奴隷狩り(著 藤木久志)読了。中世、武士よりも、武士に仕える中間や小物といった人々が多数だった。そんな雑兵や惣村の人々が如何に飢えと戦乱に苦しみながらも、どう生き抜いたかを史料からvividに描き出す名著。中世農民は、農閑期に戦場に出ないと食べられなかった。乱取りによって、人が攫われ、さらに南蛮船に売られてたという現実。そして国内の乱取りが朝鮮半島でも起きた。奉公人は渡り歩き、所属を巡って家中内でもトラブルが起きた。二の丸や三の丸に逃げ込む村民たち、自力で砦を建築して逃げ込む場合も。戦場の閉鎖は、朝鮮侵略や鉱山開拓、大普請に繋がった。
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