Grilled Cheese

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@utena-kokudou.bsky.socialSep 19, 2026, 12:00 PM

#鬼滅の刃 #童磨 #うてなの童磨  

「童磨様のお側に、ずっといたい」

遊郭で童磨と出会い、彼に恋をした一人の遊女。苦界から逃れ、童磨のもとへ辿り着いた彼女が願ったのは、ただ彼の側にいることだった。

小説『彼岸渡し』の挿絵です。
www.pixiv.net/artworks/149...

満月の夜、赤い彼岸花が一面に咲く野原。

赤褐色の着物をまとった童磨が、地面に横たわる黒髪の遊女に覆いかぶさるように身を屈め、その身体を喰らっている。

童磨の口元や頬、手には血が付き、遊女の着物や肌にも血が滲んでいる。

背後には大きな満月、周囲には鮮やかな彼岸花が咲き乱れている。

小説『彼岸渡し』の挿絵。

May contain graphic violence

@utena-kokudou.bsky.socialSep 19, 2026, 11:51 AM

#童磨 #鬼滅の刃
#うてなの童磨 #うてなの童磨小説

『彼岸渡し』

「……童磨様のところへ行こう」遊郭で生きることに馴染めない一人の少女。ある夜、彼女が出会ったのは、何も求めずただ話を聞いてくれる不思議な男──童磨だった。

一人の遊女が、救いを求めて童磨のもとへ辿り着くまでと、その先のお話。

www.pixiv.net/novel/show.p...


蓮の花を描いたステンドグラスを背景に、
童磨の横向きのシルエットを配置した小説表紙。

白や淡い桃色の蓮、深い緑の葉と、青・紫・金色のガラス装飾が画面を囲んでいる。

中央から左寄りに、教祖帽を被り長い髪を垂らした童磨の黒いシルエット。

右上から縦書きで紫色のタイトル「彼岸渡し」、右下に「Hanano-utena」の文字。「童磨様は、普段は何をなさっているんです?」

「俺?」

童磨は少し意外そうに目を瞬いた。

「教祖だよ。人の悩みを聞いたりして、困ってる人たちを助けたり」

───教祖。

あまりにも聞き慣れない言葉だった。
なので、思わずぽかんとしてしまう。

「……易者さん、みたいなものですか?」

「あはは。ちょっと違うかな」遊郭には戻れない。
でも、ここで暮らすには、今は余裕がない。
他の場所へ行くことも望んでいない。

そして、この子が望んでいるのは、
自分のそばにいること。ずっと。

「…………」

童磨は少しだけ考えた。

やがて。

──ああ。

ひとつ、答えが浮かんだ。

「そっか」

童磨は、にこりと笑った。
@utena-kokudou.bsky.socialSep 12, 2026, 1:08 PM

#童磨 #鬼滅の刃
#うてなの童磨 #うてなの童磨小説

「……教祖様、お花、いらなかった?」

昼間は外へ出られない童磨に見せるため、救護院の子供が持ち帰ってきた一輪の彼岸花。
ところが、それを見つけた信者は「火事になる」と捨てさせようとして――。

一輪の花をめぐる、万世極楽教の小さな騒動。

www.pixiv.net/novel/show.p...

蓮の花を描いたステンドグラスを背景に、
童磨の横向きのシルエットを配置した小説表紙。

白や淡い桃色の蓮、深い緑の葉と、青・紫・金色のガラス装飾が画面を囲んでいる。

中央から左寄りに、教祖帽を被り長い髪を垂らした童磨の黒いシルエット。

右上から縦書きで紫色のタイトル「彼岸花ひとつ」、右下に「Hanano-utena」の文字。
「君はどうしてこの花を持って帰ってきたの?」

問われた子供がおずおずと顔を上げる。

「教祖様、お昼はお外に出られないから。赤くて、きれいだったから……教祖様に、見せてあげようと思って」

「俺に?」

童磨の目が、その手に握られた彼岸花へ落ちた。

寺院の中には、外から運ばれてきた秋の花がいくつも生けられている。
この子もまた、外で見つけた秋をひとつ、自分のところへ持ってきたらしい。

「そうか……俺に見せるために、持って帰ってきてくれたんだね」

彼岸花を持ち帰ったくらいで、火事になるわけがないだろうに。
そんなことも分からないのか。
頭が悪いなぁ、大人のくせに。

童磨はそう思いながらも、顔には出さず、いつもの調子で小さく首を傾げた。

「それ、迷信でしょ?」