一人前と認められた瞬間、会社への熱意が消え失せる。これは怠慢ではなく、組織の構造を正しく理解した人が行き着く合理的な生存戦略です。私自身、年300時間以上の時間外労働をしても得たリターンは数パーセントの昇給と同僚の尻拭いだけでした。報酬の不均衡、期待のインフレ、キャリア選択の制限という3つの構造的要因から、エネルギーを自分自身に最適配分する方法について書きました。

「今日中に」「明日までに」という相対表現は、一見分かりやすく見えて業務の進行を阻害する凶器です。この解像度の低い言葉を、指導的立場のサブリーダー自身が使っている職場は、進捗管理の機能不全と責任の所在の曖昧化を必ず抱えます。すべての言葉を絶対的数値へ変換することが、自分の身を守る盾になるという持論です。