涙とは瞬間の刻浄化して喜怒哀楽輝かす魔法
(2026.05 過去詠み nuubonne)

涙とは瞬間の刻浄化して喜怒哀楽輝かす魔法
(2026.05 過去詠み nuubonne)
タートルかトータルか迷う呼び名にとっくりと呼びけりつける義母
(2025.11 過去詠み nuubonne)
なに穿くのってきみにきく土曜朝
ためらいながらデニム引っ張る
本棚にかくれんぼする歴史らは老けることなく出番を待って
写真部のやつに頼んだ一枚はぼくの知らない笑顔のきみが
(2026.05過去詠み nuubonne )
拒否すれど止まぬ侵入罪なきと武士のごとくに身を裂き続け
あの街の本屋さんには本ひとつぽつんと置かれ売れてるらしい
(2026.03過去詠み nuubonne)
やったねと風が祝福するように
肩を叩いて空駆け上がる
通りすぎ抱きついてきて息を吸ううんとうなづくなんだちみはと
寂しくて散らばる雨を集めても
埋まるはずなくお帰り海へ
会いたいと思ふひと
いまのあなたでなく
あの日のあの時のあなた
(過去詠み2025.11 kozen-ta)
夜明け空世界の終わり描くよに
燃える東に飛んでくよ鳩
有罪というなら証拠見せてみろ
やつは余裕で顔を洗った
己のため何度も唱え刻みつけヒトノフリミテワガフリナオセ
寝かせれば待機待機の日々過ごし焦り禁物酒ドラマ本
目が合って一目惚れした放課後で手を振るようにふなっしー揺れ
悲しいか終わってしまう現実がねずみの朝の雲は分厚い