日本主導のX線衛星XRISMが、巨星の星風を相棒の中性子星が受け止める様子を初めて直接観測した。約1.3万光年先のBP Crucis。ガスは時速約54万kmで中性子星へ向かっていた。長く推測されてきた降着の理屈が、観測で裏づけられた。

日本主導のX線衛星XRISMが、巨星の星風を相棒の中性子星が受け止める様子を初めて直接観測した。約1.3万光年先のBP Crucis。ガスは時速約54万kmで中性子星へ向かっていた。長く推測されてきた降着の理屈が、観測で裏づけられた。
Apollo 13の管制を率いた飛行主任の一人、ミルト・ウィンドラー氏が94歳で死去。爆発事故の後、月着陸船のエンジンをいつ・どこで・どれだけ噴射して帰還軌道に乗せるか、管制室で3案をまとめた一人です。
アポロの日々を「振り返る時間ではなかった」と語り、もっと注意を払って味わえばよかったとも。
ソンブレロ銀河は、渦巻銀河なのか楕円銀河なのか、いまもはっきりしていません。ほぼ真横から見ているため、ダストレーンは渦巻のようで、丸いバルジとハローは楕円のよう。
ハローの星の重元素からは、数十億年前に大きな銀河と合体した可能性も。約3000万光年先で、満月の約3分の1の大きさです。
金星の大気の底にある黄色いもやは、1970年代にベネラやパイオニア・ヴィーナスが見つけて以来、正体不明でした。東北大学の研究チームのモデルによると、正体は流れ星が燃え尽きた後の宇宙塵。そこに硫酸が凝結して雲になり、落ちて蒸発した後の残りがもやになる。長年の謎だった紫外線の吸収も、隕石由来の硫酸鉄で説明がつくそうです。
https://arstechnica.com/science/2026/10/venus-mysterious-haze-is-actually-cosmic-dust/
火星の北極冠の表面の氷は、思われていたよりずっときれいらしい。npj Space Explorationの研究は、塵の重量比をこれまでの推定約25%から約3%へ見直した。冬にできる霜は塵っぽいが、夏に消えると下の古くてきれいな氷が出る、と共著者は話す。地軸の傾きが大きく揺れる火星の、過去の気候を読む手がかりになる。
https://www.universetoday.com/articles/mars-north-pole-ice-is-far-cleaner-than-expected
アクセルスペースの地球観測衛星GRUS-3は、7月に打ち上げた7機のうち4機(3B・3E・3F・3G)で、撮った画像を地上へ送る高速通信系統に不具合が出て、予定した商用運用が困難になった(9/29発表)。電力増幅回路の不具合とみて原因を調査中。残る3機は確認を続けている。
撮れても降ろせなければ、商品にならない。
土星の衛星エンケラドスの噴出物は、生命の痕跡を探しやすいかもしれない。ベルリン自由大学のチームは2本の論文で、海水の粒が氷の割れ目を通る間に凍る速さは従来の想定より遅く、塩や有機物が濃い氷粒になりうること、メタンを作る微生物が模擬環境で生きてメタンを出せることを示した。生命が見つかったわけではなく、探し方の見通しの話。