**九月の土曜日**
目覚ましの音が
今日は鳴らない
それだけで
少しだけ、心が軽い
昨日の疲れも
明日の予定も
土曜の朝は
全部、置いておける
窓の外の光が
いつもより長く
いつもより、ゆっくり
部屋の中を流れていく
急がなくていい
今日は今日のまま
風の向くままに
歩いていこう

めのまえをふわり てをのばしても ふわり やくそくのように ふわり きえていくのふわり とりとめもなくふわり そらがあけて ふわり ちゅうにとんで ふわり よけていくの ひらり #詩 #ポエム
眠りそこねたまま 世界を観ていた 時は沈む 水平線の彼方 初めて名前を呼んでくれた 忘れ得ぬ陶酔 ありきたりな血を流して 世界を観ていた 私を殺す意思も無いまま カラシニコフを向ける 空っぽのタンクと共に 世界をつなぐ橋は落ちた ダスビダーニャ #詩 #ポエム
沈んで 沈んで 音のない世界で 悲しみが溶けて消えるまで #恋 #詩 #ポエム
まあるいわたしの こころのなかに おもいでのまま きえないあなた #恋 #詩 #ポエム
やさしさも いたみも すべて きみたちのもの #恋 #詩 #ポエム
個人開発アプリを100本公開した結果、28本がユーザー0人でAdMobの最低支払額(8,000円)にすら毎月届かない話
記憶を巡る その指がひとつひとつ 蟻を潰していく 大事そうにじっと見つめる 運ばれていく何かの死体と 一列になった統一の意思に 私は出会った 理想の世界は 欲に塗れ 色鮮やかに咲き乱れた その欲は引き換えに 何を奪った 夢は移ろい 水平線に没む そのわけは知らない #詩 #ポエム
強い陽射しの中 ブラスが重なる 土にまみれたあなたの姿を ただ 無心で追いかける 白球と共に波打つ観客席 この夏を少しでも長く 夢の中にいるような 嗚呼 青春なんて陳腐な言葉に 胸を掴まれ嗚咽する 舞い上がり静まり返る 雲に溶けるレフトフライ 時よ止まれ #詩 #ポエム
ねぇシュガー 産まれながらにハッピー 何も持たなくても 笑顔はスペシャル 悦びは詰め込まれた 口の中のDNA ドストエフスキーの表紙 役立たずのボクサーの 歯ぎしり ねぇシュガー 産まれながらにハッピー 心は子ども 素敵な帽子は虚しくて 哀しいだけの睦事 #恋 #詩 #ポエム
雨ふりのダンス 気の向くままに ステップ毎に輪を描く 拡がる波紋の行く先は 涙と出逢う分かれ道 小さな飛沫が手を取り合って 静かな爪先立ちで 微笑みのエスコート やがてピアノが弾むように 私のリズムと溶け合っていく 雨ふりのダンス 気の向くままに #恋 #詩 #ポエム
遠ざかる雲 思い出話 風にはためくワンピース 砂に沈む足を見つめて 帰りたくないねと呟いた 横顔を陽射しが縁取る 空はこんなにも高いのだと 君の隣でそう思う 今のまま 変わらぬ君でいてくれる だからこの手を 繋いでいたい 変わらぬ愛を 届けていたい #恋 #詩 #ポエム
すきとかきらいとかどうでもいいことのように いつまでもいつまでも あなたがそばにいるという 錯覚 #恋 #詩 #ポエム
私の身体が灰になり そこから羽ばたく蝶のように 紅い海に溺れて 崩れない時の狭間で夢を見る 灼熱の果実は 種を運ぶ鳥を焼き尽くす 自らを枯らし 涙を吸い上げる 無限のあなたが愛を唄えば 心なんて無くてもいいの 溶け合うままに身を任せて 形を無くした甘い嘘 #詩 #ポエム
小さな泡がひとつ コップの底から浮かぶ ゆっくりと 水面まで上り 顔を出した それは コップの淵から這い出して 太陽を見たいと思った それが這い出すと コップの水は黒くなり 命を洗う渦になった 泡は太陽に近づくと 膨張してしまう あと少しなのに 弾けて壊れてしまった #詩 #ポエム
うつむいて 足元を見る なみだのゆくえはおえないよ うずくまり 自問する どこにむかえばいいのでしょうか あなたが手を取り教えてくれた 新しいこころ まだまっしろで いたいけな もろいけど ちからづよい からっぽからはじめよう #恋 #詩 #ポエム
コトバの運び屋 電話一本 迅速丁寧 電動アシスト ハイブリッド お預かりしたコトバを お届け先で叫びます 16bit 44.1khz ケーブルレスの拡声機能 愛の告白 罵詈雑言 イケてる声で クールに宅配 あなたの気持ちが届くよう 天地無用で叫びます #詩 #ポエム
甘い苛立ちが 立ち止まる風のように 花を落とし 懐かしい声に叱られて 自分の姿を確かめる 間欠泉に濡れた浴衣 固い結び目を解くために 貴方の腰を抱き 歯を立てた 密の香の中に埋もれて 目眩く失楽園に 共に果てると知りながら ぬくもりを探すのは 罪でしょう #詩 #ポエム
雨が溶けた鍾乳石 月の思い出を呑み込む ペットボトルの中の泡のように 儚く飛び出す 漏れた吐息が弾けて笑う ありきたりな空に 降り出した雨が耳元で 愛のように滴る歌となり 私の中に忍び込む グラスの中の世界は 浮いたり沈んだり 歓びも哀しみも 泡の中に溶け込んで #詩 #ポエム