『異域の夢語り』②「さよならの色」
人形使いの少年と沼に住む少女
雨の一夜に生まれた触れ合い
この物語は自分ではとても好きなものの一つです
扉絵と挿絵は自作の人力絵。
www.alphapolis.co.jp/novel/168545...

名前がないから 喉元に噛みついて コバルトに沈んで溶け出した 泣かないで 集めた星座の数を自慢した ヴィーナス 音もなく飛び交う 光の船は 時を遡って微睡むベッド 歌声の魔法をかけて 僕の躯は動かない その眼球を舐めとって 微笑んだヴィーナス 逝かないで #恋 #詩 #ポエム
空を染めたのは あなたのことば それに包まれるように 微笑う私 繋いだ指先が これからを求めて もっと素敵になるわね 私きっと 時の流れ方さえも変えて 今までをウソにするくらい 澄んだ気持ちで いさせてくれるから あなたが好き いつでも好き #恋 #詩 #ポエム
やさしい太陽にぼくは焼かれない 心地のよい風にぼくは飛ばされない 通り雨にぼくは溺れない 一日の終わりにぼくは泣かない #恋 #詩 #ポエム
『異域の夢語り』②「さよならの色」
人形使いの少年と沼に住む少女
雨の一夜に生まれた触れ合い
この物語は自分ではとても好きなものの一つです
扉絵と挿絵は自作の人力絵。
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どんな願いにも まるで終わりがあるように ともすれば 冷たい振りで遠ざける 乱れた水面に映る光りを 皮肉交じりに眺めてる 眩しいことは悲しいね その手をとっても 握り返してはくれなかった 風のせいにして 答えは聞かなかった 僕のせいにして 終わりを告げた #恋 #詩 #ポエム
地球に ふうっと 息をふきかけて いきおいよく とんでけこころ 浮かんだ体 ちからいっぱい りょうてをのばし つかんだあなた 一億光年 またたく星より ずっと大切な なみだとえがお あなただけ あなただけ いのちをつむぐ この歌でつつむわ #恋 #詩 #ポエム
月は同じところで 別々の場所に居る私たちを じっと見ている #恋 #詩 #ポエム
哀しみを抱えたつばさが 溶けた飴のような空を覆い 日常にひそむ 涙を降らす たくさんの人が行き交う中で 自分自身と世界の均衡を 保てなかった 明けない夜の唄は 何も教えてくれはしない 命の限りも 愛の終わりも #恋 #詩 #ポエム
この海を泳ぎきったら 記憶も水に溶けて もっと楽になれるの 風が起こす波が白くて 空に消える光の粒が 吸い込まれる先に行きたい 力尽きて海の底 流した涙は混ざりゆく あなたがくれた思い出くらい 深い所に沈めて欲しい あなたの元に堕ちていけたら 私はきっと愛になる #恋 #詩 #ポエム
背を向けて 心が逃げる 窓のそと 諍うことで 無意味になるうそ 花と花との こすれる音が あわい匂いで 時間をきざむ 幼子の 姿ふりむく いつかの貴方 #恋 #詩 #ポエム
私が決めたのだから あなたは幸せになるしかないの 私が そう決めたのだから #恋 #詩 #ポエム
『異域の夢語り』①「細い橋」
まだ幼さが残る少年は働きに出る
谷のこちらと向こう、少年と少女を結ぶのは、一本の細い橋
扉絵と挿絵は自作の人力絵
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夜闇の潮風 ぬるくなった身体に ほつれた糸の散らばる 甘い嘘 あなたを搦め捕って 月の雫の下で 少しづつ湿らせたら 虜にできるのでしょうか #恋 #詩 #ポエム
まどろみは あなたの体を溶かし 迷わないその器に そっと流し込んだ 素直なままで 穢れない明日に 夢を見る子どものように 残酷なその手で 時を奪った あなたの言葉は蜜のように わたしの身体を覆い尽くす 香りは黄金 恍惚の海 歌声は唇に染み込む #恋 #詩 #ポエム
服を着替えるように 昨日までの私にさよならすれば きっと見違えるくらい いい子になるよ #恋 #詩 #ポエム
あなたとわたしという孤独 ふたりという単位 つなぎ目のない まほろば #恋 #詩 #ポエム
いい人そうにして近づくくせに 分厚いカベで距離をとる やさしくないのにやさしくされたい たすけてくれとはぜったいいわない 寂しいんでしょ ホントのとこは アタシにだけは 素直になればいいのに http://www.amazon.co.jp/-/e/B00TBSONP0 #恋 #詩 #ポエム
思い出は繰り返す 箱の中のゾートロープ #恋 #詩 #ポエム
曖昧であることの美徳を ついには持ち得なかった 忘れ去られることで 昇華する命であると 深く刻んだ空に 色は着かない 雨に溺れて 息継ぎの口づけを あなたの呼吸で 夢を見る 子どものような全力疾走は 二度と出来ないけれど その姿を探して ただ 走る #恋 #詩 #ポエム