『異域の夢語り』③「カルデラの底と壁の向こうの世界」
これは30年以上前に大学ノートにストーリーを記してあたためていた物語。
好きな世界です。
扉絵と挿絵は自作の人力絵。
www.alphapolis.co.jp/novel/168545...

ゆびさきにかすかな痛み 薄紅の 幸福のとげ #恋 #詩 #ポエム
大切なもの 半分あげる 空を翔ぶ羽根 繋ぐための手 大切なもの 集めてあげる 嬉し涙のもと ぬぐう唇 大切なひと 隠してあげる こわい鬼から 逃げる駆け足 大切な歌 歌ってあげる 心のなかで 傷つきながら 大切なもの あなたにあげる 寝息のように 無防備な夢 #恋 #詩 #ポエム
いまさらの涙 拭ってくれる指先が 愛おしさを測るように つらいよ 君の薫り 震える肩を 爪弾くようになぞって 君の名前 乾いた声が 意味を持たないメロディ 紙飛行機が すぐに墜ちたよ 下手だねって 笑ってよ 胸にあてた手 暖かいのに うつむいたまま 笑ってよ #恋 #詩
あなたのまま眠る そんな朝には 甘いミルクティー セーターだけじゃ寒いから 背中を蹴飛ばしてみる 面倒クサ気に腕を振る あなたを包む白い湯気 見上げた空に溶けゆく雲が ゆっくり染み込むアールグレイ 香が記憶を呼び覚ます あなたは甘いミルクティー #恋 #詩 #ポエム
さっきのままで すこし不機嫌 反対側のホームに立ってる 見えてるくせに 視線を外す 雨のカーテン ゆらゆらけぶる 時間とともに ふえるひとかげ 近くて遠いみしらぬひとたち まぎれようにも あなたはあなた みつけなくても わたしはわたし #恋 #詩 #ポエム
答えだけ欲しがっても 答えだけじや不自然 #恋 #詩 #ポエム
あなたの中に浮かべた星が こぼれ落ちてひとつ流れた 私はあなたを失わないよう 流れる星に願いを込めた あなたが揺れると星がこぼれ その度私は願いを込めた やがて星は数を失い あなたは輝かなくなった それは 私があなたを揺らし続けたせいだった #恋 #詩 #ポエム
やわらかな雲に 跳び乗って 寝ころんだまま 旅をして 陽射しに手をかざしながら 眩しさに笑ってみる 見おろせば きらきらとせせらぎ そよそよとうたごえ かけまわるちいさないのち 急がなくってもいいよね #恋 #詩 #ポエム
どこへ行くのか わからなくなって 雨に濡れた花のように 空を見上げて手をのばす 雲間から射す光の中に 自由なままのあなたが居る 私にとって高すぎる空は やがて澄み切った蒼になり 優しく私を拒絶する 切なくって 悲しくって 息をする なんて冷たい #恋 #詩 #ポエム
ひともあかりも消えたから 星に手を伸ばし ぎゅってつかんでみる あれはあなた たぶんあなた 薄れた面影だけが あぶくのように 浮かび上がる間だけ 私を支配するけど はじけながら さよならをくりかえす 別々の写真を 切りつないだような あなた #恋 #詩 #ポエム
私の中の幼い恋は 長い時間の果てにある あなたとの道ゆきに 囚われた #恋 #詩 #ポエム
かなしみ模様 色づく夜明け 消えた雲の言い訳に 宝石箱は空に溢して 片付けられない 私がいる ひとつ ひとつ 並べてみても 名前の順 高価な順 思い出順 どれもしっくりこないから 私の中の宝石を 空に散らかす 私がいる #恋 #詩 #ポエム
私はあぶく 浮ついたまま ゆらゆらと空に溶ける あなたの手を取り 放さなければ 消えずに歌を届けたでしょう 私はあぶく とりとめも無く ふわふわと時のはざま あなたに染み込み 過去になれば 消えずに夢を残したでしょう たそがれ時の紅い海 私が流した愛のうつろい #恋 #詩 #ポエム
噴水の水面にゆれる わたしの勇気 霧に包まれたことば なんていえばいい なんていえば #恋 #詩 #ポエム
『異域の夢語り』③「カルデラの底と壁の向こうの世界」
これは30年以上前に大学ノートにストーリーを記してあたためていた物語。
好きな世界です。
扉絵と挿絵は自作の人力絵。
www.alphapolis.co.jp/novel/168545...
幸せなとき ひとは迷うもの 棄てられない過去を 嘆くから 不幸せなとき ひとは詠うもの 得ることのない愛を かみしめるから 生まれ出る瞬間に見た夢を 手に入れるためにもがいては 永遠を怖れて自分を偽る 想いに灼かれた傷を隠して あの日のあなたを抱きしめる #恋 #詩 #ポエム
青い世界がまだ 明けない夜に躓いて 空と海との境界が 溶け合う彼方に沈みゆく 脆い世界が好き 崩れた自我が積み上がり 私とあなたの境界が 溶け合うように頬を寄せ 透明な吐息 睫毛の先に 声を聞かせて 眠りにつくまで 何も無い明日など 望まない 欲しくない #恋 #詩 #ポエム
砂を噛んだトレッドが アスファルトを叩いて 混ざりあった匂いの中 蒼と翠が飛んでいく 窓を上げてと少し怒る 君の声 擦り切れたメロディ 繰り返すリリック 口ずさんで 君が笑った 風をあつめて踊る世界に こんなにも幸せな気分で いさせてくれる とっておきの愛を 君にあげよう #恋 #詩
ゆっくりと 地球が 私達を暖める #恋 #詩 #ポエム
永遠という可愛いウソに私は笑顔でくちづけて その気になったあなたの胸の 鼓動に耳を澄ませてる #恋 #詩 #ポエム