今までBlueskyで連載してきた『王都ナゴヤの魔獣使いと男の娘剣士』を、第10話で完結させました。
そして、【王都なごやシリーズ(II)】として、『王都ナゴヤの超能力探偵と男の娘剣士』を第1話からスタートさせました。
連載物を延々と書き続けても、未読の人は引く・・・
(この人なんで、こんなに書いてんの?っていうか、こんな長編、読む気しねーよ!)
・・・だけですから(´・ω・`)

今までBlueskyで連載してきた『王都ナゴヤの魔獣使いと男の娘剣士』を、第10話で完結させました。
そして、【王都なごやシリーズ(II)】として、『王都ナゴヤの超能力探偵と男の娘剣士』を第1話からスタートさせました。
連載物を延々と書き続けても、未読の人は引く・・・
(この人なんで、こんなに書いてんの?っていうか、こんな長編、読む気しねーよ!)
・・・だけですから(´・ω・`)
「ただのコソ泥とは思えない体術、そしてあの余裕。鉄仮面・・・お前は一体、ナゴヤの何を知っているんだ。」
金城は渋い顔で、淹れ立ての深い珈琲を一口啜る。
貧乏窃盗団が「家賃が払えない」とボロビルの一室で泣いていることなど露知らず、金城は大真面目に、ナゴヤを揺るがす巨大な陰謀の影を追うための調査を開始するのだった。
【完】
大須観音で聞いた、鉄仮面のあの不穏な言葉。
「ナゴヤの本当の闇を知らぬ人形どもめ。」
魔獣使いとしてナゴヤの裏社会を見てきた金城だからこそ、その言葉の重みが無視できなかった。魔王軍の幹部たちが、何かナゴヤ全体を巻き込む凄惨な陰謀を企てており、鉄仮面は孤独にそれと戦っているのではないか。
「どうすりゃいいんだ・・・」
鉄仮面は力なくテーブルに顔を突っ伏した。明日には大家が家賃の取り立てにやってくる。このままでは、ナゴヤの闇を知る前に、ナゴヤの路上に放り出されてしまう。
背に腹は代えられない。一味は涙目をこすりながら、生き残るために最も警備が薄そうで、金目のものがありそうな物資倉庫の泥棒計画を、消去法で立て始めるのだった。
*
一方その頃。レトロ喫茶「琥珀」。
「ふむ・・・鉄仮面の足取りはここで途絶えているのか。」
閉店後の静かな店内で、マスターの金城は裏稼業のネットワークから届いた情報を険しい目で精査していた。
「人気で飯が食えるか!何が現代のネズミ小僧だ。俺たちが欲しいのは、家賃を払うための現金なんだよ!」
「でも、今の時代、バズれば何かしらマネタイズできるんじゃ・・・」
「窃盗団のボスがYouTubeで『お米配ります』とか、動画発信できるわけねぇだろ!いいか!!今の時代は、迷惑系YouTuberでもやり過ぎれば警察に一発で逮捕されるんだぞ!俺たちはもっと、こう・・・ローリスク・ローリターンでひっそりやりたいんだよ!」
妙にリアルな現代の法律とコンプライアンス意識を爆発させて怒鳴る鉄仮面に、手下たちは黙り込む。
鉄仮面はスマホの画面を見つめながら、鉄の仮面の裏でガチの涙を流していた。知名度だけはナゴヤで一番の犯罪者なのに、財布の中身はスッカラカン。このギャップに胃が千切れそうだった。
もやしを貪り食っていた別の手下が、名案を思いついたように顔を上げた。
「ボス!最近、気候変動のせいで米が不作じゃないですか。おかげで米価が爆上がりしてますよ。いっそ、米倉から米でも盗んではどうです?ついでにそれを貧しい庶民にばらまけば、現代のネズミ小僧としてもっと人気者になれますよ!」
「バカヤロー!」
鉄仮面は容赦なく手下の頭を拳で小突いた。
「でも、ボス!効果は抜群ですよ。」
会計係の手下が、格安スマホを操作しながら画面を鉄仮面に見せる。
「ほら!ネットの掲示板を見てください。『鉄仮面様がまた、探偵の攻撃をいなして、ナゴヤの闇を匂わせた!』『マジでナゴヤの既得権益と戦うダークヒーロー!カッケー!』って、一部のコアなファンがめちゃくちゃ崇拝してます!」
「違う・・・俺はただ、家賃と食費の分だけでも稼ぎたいだけなんだ!頼むから誰か、匿名で口座にカンパしてくれよ。」
「分かってるよ!クソッ!!」
築50年のボロビルの一室。ところどころ剥げているフローリングの床の上で、鉄仮面は頭を抱えて絶叫した。
晩ご飯は肉の入っていない塩コショウもやし炒め。卓上を囲む手下たちの顔にも、大須観音で見せたような鋭さは微塵もない。
鉄仮面とその一味の実態は、魔王軍の支配下でまともな職に就けなかった、食い詰めの貧乏窃盗団に過ぎなかった。
あの「ナゴヤの本当の闇・・・」というセリフも、愛知県警の警察官や魔王府の警備隊に捕まりそうになった時に、苦し紛れでハッタリをかまして言っているだけの、ただのテンプレ逃げ口上である。
【第10話】闇の犯罪者?鉄仮面の世知辛い懐事情!
「ナゴヤの本当の闇を知らぬ人形どもめ!」
大須観音の境内で不穏な捨て台詞を残し、煙のように消え去った闇の犯罪者・鉄仮面。
超能力探偵・銭形咲の猛攻をしのぎきり、王都ナゴヤの深淵を仄めかしたその姿は、確かに圧倒的なカリスマのそれであった。
・・・というのは、つい数時間前までの話である。
「ボス!もうお金がありません。このまま家賃を滞納すれば、また大家に追い出されてしまいますよ。」
#AI小説 (ラノベ) #AI生成
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【第9話のあらすじ】
レトロ喫茶「琥珀」に、私立の超能力探偵・銭形咲がやって来る。王都ナゴヤで暗躍する鉄仮面が大須観音の秘宝を狙っていると知った咲は、金城と光に警告を残して現場へ。
直後、大須観音で爆発音が響く!境内では咲の放つ超電磁レールガンが炸裂するも、鉄仮面の超人的な体術に追い詰められてしまい・・・
見かねたマスター・金城と男の娘剣士・光は、死角から魔術と神速の剣技を駆使して咲を完璧にサポート!しかし、撤退する鉄仮面は「ナゴヤの本当の闇を知らぬ人形どもめ」と不穏な捨て台詞を残していくのだった。
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「べ、別にあんたたちの心配なんていらないんだから・・・でも、そこまで言うなら、行ってあげてもいいわよ!」
こうして、ちょっと素直じゃない超能力探偵が、喫茶「琥珀」の新しい常連客リストに加わることとなった。
しかし、金城の脳裏には、去り際に鉄仮面が残した「ナゴヤの本当の闇」という不穏な言葉が、引っかかり続けていた。
「あんたたち!来るなって言ったのに・・・でも、怪我がなくて本当によかったわ。」
咲はツンとした言葉とは裏腹に、ホッとしたように胸をなでおろした。
「マスター。お礼に何かごちそうしましょうよ?」
「そうだな。お嬢ちゃん、戦って腹も減ったろう。うちの特製サンドイッチでも食ってくか?」
「フフフッ。今回はここまでか。だが覚えておくがいい、銭形咲。そして、そこに潜む影の主よ。お前たちはナゴヤの本当の闇を、何も知らぬ哀れな人形にすぎん・・・!」
ただの財宝目当ての怪盗とは思えない、不気味で意味深な言葉を残し、白い煙とともに鉄仮面はその姿を消し去った。
*
「フゥー。私の超能力で、見事に大須観音の秘宝は守られたわ!」
煙が晴れた境内。銭形咲はフンと鼻を鳴らし、誇らしげに胸を張ってドヤ顔を決めていた。
そこへ、物陰から「すごーい!大迫力でした!」とパチパチ拍手しながら、金城と光が何食わぬ顔で現れる。
間一髪で鉄仮面の剣撃をかわし、背後の脅威も消え去っていることに気付いた咲が、驚愕で目を丸くする。
金城たちの完璧な裏からのサポートにより、完全に形勢が逆転したのだ。咲はすぐさま距離を取り、十円硬貨を構える。
「これで終わりよ、鉄仮面!」
「チッ!この違和感・・・銭形の仲間か?小賢しい真似を。実に、いまいましい!」
鉄仮面は咲ではなく、物陰に隠れている金城のいる方向へ鋭い視線を向けた。
己の攻撃が狂わされ、手下が瞬殺された不自然さを見抜いたのだ。これ以上の深追いは危険と判断したのか、鉄仮面は懐から煙幕弾を取り出し、地面に叩きつけた。
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「しまっ・・・!?」
咲の能力は強力だが、懐に入り込まれると脆い。完全に虚を突かれ、防御が間に合わない。
だが、死角から金城がとある魔術を詠唱した。鉄仮面が踏み込んだ地面の影が、一瞬だけ泥のように歪んだ。鉄仮面の足元が狂う。
「ぬっ!?」
一方、鉄仮面の手下がナイフを握りしめ、咲の背後から迫っていた。その手下の背後に、光がいつの間にか回り込んでいた。光は神速の剣技により、一撃で手下を気絶させた。
「な、何が起きたの・・・!?」
咲が指先で十円玉をパチンと弾いた瞬間、凄まじい電光が炸裂した。光速で放たれた硬貨は、空気を引き裂く轟音とともに文字通りの「レールガン」となり、襲いかかる手下たちをまとめて派手に吹き飛ばした。凄まじい衝撃波が巻き起こる。
「オオッ!すげえ威力だな。」
物陰に隠れて見物していた金城が、感心したように呟いた。だが、敵のボスは格が違った。
「フンッ!小賢しい探偵が!」
鉄仮面は咲のレールガンの軌道を完全に予測していたかのように、余裕で回避。次の瞬間、超人的な体術で一気に咲との距離を詰める。鉄仮面はサーベルを抜き、鋭い斬撃を繰り出した。
その中心で鉄仮面が、本堂の奥にある隠し扉をこじ開けようとしていた。
「そこまでよ、鉄仮面!」
境内の階段を駆け上がってきた銭形咲が、鋭い声を張り上げる。
「フッ。またお前か。ネズミめ。片付けろ!」
鉄仮面が低く冷酷な声で命じると、手下が一斉に咲へと襲いかかった。しかし、咲は不敵に笑う。右手をポケットに突っ込み、取り出したのは・・・十円硬貨だ。
「私の前で数に頼るなんて、愚の骨頂だわ!」