還暦間近で今更気づいたことがある。馴染みのセラピストに聞かれた。「お客さん、何を求めて通ってるんですか」と。答えられなかった。癒しでも欲でもない、ただ話を聞いてもらう時間が欲しかっただけ。柑橘のオイルの香りに包まれ、肩の力がゆっくり抜けていく。強張っていたのは体でなく、たぶん心。歳を取ると弱さを見せる相手がいなくなる。だからここに来る。次に行った時も、同じことを聞かれる気がする。#メンエス #定年 #熟セラピスト

土曜の夕方、馴染みの店へ足を運んだ。エレベーターを降りると柑橘系の香りが漂う。出迎えたのは小柄でよく笑うセラピスト。手際が良く、力加減も絶妙。会話は少なめだが心地よい沈黙。180分の予約が短く感じた。肩の重みが嘘のように消えた。良い巡り合わせに感謝する。#メンエス #熟セラピスト
久しぶりに個室で二時間の指名。担当は物腰柔らかな三十半ば。会話は少なめ、手だけが雄弁。凝りの芯まで見つけてくる圧に唸る。終わる頃には肩の荷が半分ほど軽い。金曜の夜、次の予定を考えている自分に苦笑する。#メンエス #熟セラピスト
通勤電車で隣に座った男が扇子で顔を扇いでいた。九月なのにまだ暑い。ふと馴染みのセラピストの、施術前に必ず手を温めてくれる仕草を思い出す。今日も定時後にあの安心感を買いに行く。仕事の疲れは仕事では取れない。#メンエス #熟セラピスト