【コラム】プラモデルのモチーフには乗ってみるべし! 「横須賀オータムフェスタ」でめいっぱい艦船を楽しむ。 #コラム #トラベル #軍艦・船 #nippper #プラモデル
nippper.com【コラム】プラモデルのモチーフには乗ってみるべし! 「横須賀オータムフェスタ」でめいっぱい艦船を楽しむ。 神奈川県は横須賀で、10月10日に開催された「海上自衛隊 横須賀地方隊 オータムフェスタ2026」。横須賀の自衛隊基地が一般開放され、海上自衛隊と海上保安庁の艦船を見学できるほか、ここ横須賀の自衛隊がどんなことをしているのか、という展示も見られます。 私もグレーの艦船をたっぷり模型的に楽しんでいます(前回の記事をご覧ください)。写真は「まや」のマスト。プラモデルで見慣れたあの小さなパーツ、本当はこんなカタチをしているんだね~。 続いて見えてきたのはコンパスマーク。そう、これは海上保安庁の船でおなじみのシンボルです。今回オータムフェスタにやってきたのは、PLH-03「さがみ」。1979年就役の大ベテランで、写真でもなかなか年季の入った部分が見えます。 かつては「おおすみ」という名前でしたが、新しい船にその名前をゆずり、2022年に「さがみ」と改名されています。そのため「さがみ」の名前でプラモデルを探すと、一見なさそう。でも、ピットロードが1/700の「つがる型巡視船」として立体化しています。「おおすみ」のデカールは入っていますが、「さがみ」の艦名はなさそうです。 ヘリコプターを運用するため、海上自衛隊の艦船と似た感じのレイアウトになっています。搭載するヘリコプターの名前は「るりかけす」。海上保安庁のヘリコプターには、鳥の名前がつけられているそうです。この日はいませんでしたが、2015年に就役した新しいシコルスキー式S-76D型を相棒に、日夜仕事に励んでいたようです。 全長105mということで、やや小ぶり。プラモデルで「ボートダビットをつけたけど、これ、人が通れるのか?」と思うような狭い隙間を、その身で体験できます。700倍にすれば、だいたい通れるんですね~。 予備のアンカーも、そのディテールがプラモデルにしか見えなくなってきます。艦船模型をやっているおかげで、自分が1/700の人間になったような気持ちになれて、船の上がとても楽しい。海上保安庁の船とはいえ、細かい装備には護衛艦と同じようなものもあるんだな……。そんなことを、ひとつひとつの「パーツ」から感じられます。 お腹がすいたなら、カレーを食べなさい……。折しも同じ日に「秋のよこすかカレーFes.」が別の場所で開催されていましたが、こちらの会場にもキッチンカーが出張していて、カレーを食べることができました。ちょうど友人と合流するタイミングだったので、ふたつ買って待機。しらせカレーは辛くなくて食べやすく、大盛りもあっという間に完食。 さあ、ラストは砕氷船「しらせ」です。でっかいその身で氷に乗り上げ、重みで砕いて進む。文字どおりの砕氷船です。日本の秋から冬にかけて南極へ向かい、現地で冬を過ごすための物資や人員を運び、春に戻ってくる。このサイクルを毎年繰り返しています。今回は南極に向かう前なので、全体がキレイに整っているとのこと。じつは先代にも、この二代目「しらせ」にも、1/700のプラモデルがあります。両者はサイズも似ていますが、細かい違いがあるので、並べるのも面白いですよ。 そのふたつの違いが最も際立つのが、船体後部のこの部分。ここにはコンテナをそのまま搭載できます。確かに、これはいいアイデアですよね。南極に向かうための荷物をたっぷり積むなら、詰め替えなくていいものはコンテナのまま積んでしまえばいい。こうした合理的なアイデアが光っています。結果的に、オータムフェスタで公開された主要な艦船にはすべて乗れて、大満足。プラモデルの人としては、まるで自分が1/700になったかのような体験でした。しかも、今回乗った艦船はどれもプラモデルになっている。さて、どれを作ろうか。そんなことを考えながら、よこすかカレーFes.にも向かったのでした。おしまい。
