【ジャガイモの思い出 #3】
前掛けに入る量は限られています。種イモはすぐになくなり、そのたびに畑にうず高く積まれた種イモの山まで戻って、補給しなければなりませんでした。
そんなイモ蒔きの風景を変えたのが、スガノ農機の背負い型のイモ蒔き器でした。
缶のような容器を背中に背負い、そこに種イモを入れます。容器の左右から種イモが一つずつ出る仕組み。前掛けに比べて一度にたくさんの種イモを運べるため、何度も種イモの山まで戻る必要がありません。
素朴な道具ですが、当時のイモ蒔きをずいぶん楽にした、画期的な農機具でした。
