🏠すっかり元気を失くしてしまったわんちゃんの目に映ったものは…
この星に来てから見つけた宝物たちでした。
それはわんちゃんがこの星で過ごしてきた日々の思い出でもあります。
もうここは来たばかりの頃のような右も左も分からない場所ではありません。
自分自身でも気がつかないうちに、少しずつわんちゃんの居場所になっていたのです。
…これからも、ぼくはここで生きていくんだなあ…
🏠わんちゃんは改めてこの星でやっていくことを決意しました。

🏠すっかり元気を失くしてしまったわんちゃんの目に映ったものは…
この星に来てから見つけた宝物たちでした。
それはわんちゃんがこの星で過ごしてきた日々の思い出でもあります。
もうここは来たばかりの頃のような右も左も分からない場所ではありません。
自分自身でも気がつかないうちに、少しずつわんちゃんの居場所になっていたのです。
…これからも、ぼくはここで生きていくんだなあ…
🏠わんちゃんは改めてこの星でやっていくことを決意しました。
🏠わんちゃんは生まれ育った街並み、一緒に過ごした人達、お気に入りのおもちゃと もう同じ時を過ごすことはできないのだな、と悲しくなりました。
それでもわんちゃんは
ここで生きていかなければならないのです。
(もう、戻れないのだ…)
🏠わんちゃんはしょんぼりしながらお部屋に戻りました…
🏠無事にお家に戻ったわんちゃん。
しかしくまさんとお話したことで得られた楽しさは、
わんちゃんの地球への恋しさをますます募らせることにもなってしまいました。
わんちゃんは何度もお庭でジャンプしてみたり、お家の屋上から飛んで風に乗ってみようとしました。
けれど、あの日のように宇宙まで行くことはもうできませんでした。
🏠わんちゃんはお礼を言って
くまさんのお店を出ました。
くまさんとお話しをした事で、わんちゃんはぽかぽかと温かくてとても楽しい気持ちになりました。
たま〜には、誰かとお話しするのも良いかもしれないのだ。
🏠わんちゃんは久しぶりに言葉を交わした嬉しさと楽しさに心を弾ませながら
森へ続く道を歩いていくのでした。
🏠わんちゃんは出された料理を全部食べ終わり、お腹いっぱい大満足です。
ごちそうさまでしたのだ。
…あの、ぼく…実はまだこの星のお金を持っていないのだ…
「いいんだよ。
新入りさんにサービスだ。
またいつでもいらっしゃい」
🏠くまさんはお土産にたくさんの料理を包んで わんちゃんに手渡してくれました。
(next10/16予定です😊🐶)
ふぅん。そうなのね〜…
(…今までぼくには周りの人たちってみんな元気で、充実して、幸せそうに見えていたのだ。
でも、口に出さないだけでみんな心の中に色んな悩みや気持ちを抱えているのかもしれないね…)
(next10/13予定です😊🐶)
おじさんは市場にお店を出さないのだ?
ここより人もいっぱいいるし、お店のものも、もっとたくさん売れると思うのだ。
🏠お店は綺麗に掃除されていて、売れ切れの品物もあります。
わんちゃんにはくまさんのお店の状態が 閑古鳥が鳴いているようには思えなかったのです。
「そうだねえ。…ほら、おじさんの顔はこんなだろう?
みんなの前に出ると怖がらせてしまうからね。
店の物を気に入ってここまで買いに来てくれるお客さんもいるし、ここでやっているくらいが丁度良いのさ。」
🏠くまさんは少し寂しそうですが 穏やかに微笑んでいます。
🏠くまさんはわんちゃんの前に たくさん料理を持ってきてくれました。
「さあ、召し上がれ」
いただきますなのだ!
🏠はらぺこわんちゃんは人前なのでお上品にしようと思いましたが、久しぶりの食べ物に そんな気持ちはすぐに忘れて
ガツガツと食べ始めます。
「ははは。ゆっくり食べなさい。おかわりもたんとあるからね」
がっつきわんちゃんは 少しお腹が膨れて落ち着いてきたのか、ふと食べる手を止めてお店の中を見渡します。
「ごめんよ、驚かせてしまったかな?」
🏠くまさんは転がったわんちゃんを起こしながら優しく笑います。
は、はじめましてなのだ。ぼくは けむくじゃらわんちゃん。
森の向こうに最近来たばかりなのだ。
この辺りには今日初めて来たのだ。
🏠それを聞いたくまさんは ニコニコしながら わんちゃんをイートイン席へ案内してくれました。
「新入りさんだったのかい。
あの森の向こうからじゃ随分かかったろう?少し休んでおいきなさい」
🏠わんちゃんは扉を開けておずおずと お店の中に入りました。
こ、こんにちはなのだ〜
🏠ドキドキしながら顔を上げるとそこには…
「いらっしゃい」
🏠目の前いっぱいに大きなくまさんのお顔があり、わんちゃんはびっくりして後ろにコロコロと転がってしまいました!
(きゃっ!なんてたくましい感じのくまさんだこと!)
🏠わんちゃんは歩くうちに 一軒のお家の前に着いたようです。
あっ、みんなあ。みてみて、ここからにおいがするみたいなのだ。
🏠広場の端っこは露店も途切れて寂れた雰囲気で、数件の建物がありますが このお家以外は殆ど空き家です。
わんちゃんは勇気を出して扉をくぐります...
🏠この星には色々な生き物が住んでいるようです。
動物さんやニンゲンみたいな人達もいるのだ。
あの人達、何処かで見た事ある気がするのだ〜?
…それよりお腹が空いたのだ、あの匂いをつきとめるのだ!
🏠はらぺこわんちゃんは通りの中へそわそわ進んでいきます。
こちらに意識が向くまでまたしばらくかかりそうです…
(わんちゃんが戻ってくるまで…See you next week🐻🐶)
♪あ・よいしょっと...
🏠わんちゃんは体を起こして周りを見てみました。
そこは町の中の広場のようで、木々が茂っているかと思えば瑞々しい野菜や果物を売っている市場のようなお店も並んでいます。
へぇ〜。この星にもこんな所があったのね〜。
そわ〜ん…
🏠地面に激突する寸前、風さんが わんちゃんの体を優しく受け止めて そっと下ろしてくれました。
風さん、いつもお散歩に行く時は向かい風ばかりなのに、さりげな〜く優しいのね〜…
🏠わんちゃん外出中も本が置かれる不思議な本棚😂
note.com/human_lupine...
『ペル君とおにいさん(1)』
内気なペル君は一生懸命挨拶の練習をしてお友達を作ろうとしますが…
🏠けれど、わんちゃんの体は上がるどころかどんどん落ちていき、挙句に地面へと勢いよく突っ込んでいきます!
もうだめなのだ!!このままおせんべになってしまうのだ〜!!
🏠わんちゃんは故郷の地を再び踏みしめる事なく おせんべになる事を覚悟します…
🏠わんちゃん飛行中…
(もしかして、このままもっと高く飛んだら地球まで戻れるかもしれないのだ?)
🏠わんちゃんは体を大きく動かしてもっと上へ上ろうとします。
その頃、地上の家らしき建物では…
「ママー。なんか変なのがいるー」
「訳のわからない事言っていないで早く宿題を終わらせなさい」
🏠けむくじゃらわんちゃんは空の飛び方など知りません。
風に浮かんで漂う小さな体は
今にも風圧に負けてしまいそうです。
はべばっ!!ほぶひぼはばびっ!!ひぎばあばばばばばっ!!!!
※強風により犬語翻訳不能
🏠けれど、わんちゃんは けむくじゃらわんちゃん。
食欲には勝てないのです。
ぼくもおいし〜いもの食べてみたいのだ〜!
🏠わんちゃんは勇気を出して大空へ飛び出しました!
…はっ⁈これがニンゲンの言っていた
『背に腹は変えられぬ』というやつなのだーっ⁈?
🏠わんちゃんは誰か住んでいそうな気配を見つけたものの、なかなか一歩踏み出す事ができません。
ぼく、地球では失敗ばかりでたくさんの人を怒らせちゃったのだ。
ぼくみたいなのは、お祭りが楽しそうだからってその中に入っていくよりも、
お囃子の音をこうやって一人で遠くから聞いている方が周りのためなのかもしれないのだ…
こんにちはなのだ〜。
お家は綺麗になったけれどお腹は空いたままなのだ。
どうしよう…むむ?
どこからか良い匂いがするのだ?
🏠わんちゃんは屋上に行き、そこから周囲を見渡しました。
⁈ 向こうにお家が見えるのだ⁈
じゃあ、ここはケプラーでもない星ってこと…?