【第8話】デラモドの家出?とナゴヤ美食紀行
魔王軍の占領下、治外法権の王都・ナゴヤ。その大須の路地裏にひっそりと佇むレトロ喫茶「琥珀」の厨房で、マスターの金城は眉間を揉みほぐしていた。
彼が睨む視線の先・・・床に置かれた特大の皿には、どす黒く、しかし不思議な光沢を放つ塊が鎮座している。それは、大きな肉に、これでもかとばかりに名古屋名物の小倉あんを乗せ、特製の超甘口醤油ダレを絡めた、おぞましくも甘美な特製肉フードだった。
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